居間で簡単な夕食を済ませいつものように自室のベッドの上で一杯やりながら雑誌を読んでいると、もたれ掛かっていた壁に黒い影が動く気配がした。全人類の誰もが生理的に忌み嫌い、存在そのものを否定したくなるあの下等生物の気配だ。
私はこの下等生物がとにかく嫌いだ。流線型の黒光りした下等生物が部屋の床や壁を縦横無尽に這っているのかと思うと、部屋ごと破壊してやろうかと思うほどだ。まぁさすがに実行に移したことはないが、いずれにせよ現在の高層マンションに引っ越した理由の一端がヤツらにあることは間違いなく、身分不相応な24階に住んでいるというわけだ。風が強くて窓を開けれないことを除けばなかなか暮らしやすい場所だと思っていたのに、あの下等生物が私の安寧を妨げに現れたのだ。
私は読んでいた雑誌を丸めて強く握った。そして恐る恐る気配のする方に目をやると…
そこに下等生物の姿はなくベッドわきのサイドボードの上にあるライトのヒモが影を作り揺れているだけだった。どうやら私の勘違いだったようだ。少し疲れているのかもしれない。さすがに24階まではヤツらも来れないだろう。私は極度の緊張から解放され安堵した。
おそらく極端に緊張したせいだろう。手のひらには汗をかき、握っていた雑誌はうっすら湿っていた。背中にも嫌な汗がつたうのを感じる。私はエアコンのスイッチをオンにして吹き出し口の前に立ち、汗が引くのを待った。出てくる風がひんやりしていて気持ちよかった。
心地よい風を全身に感じながらふとあることに気がつく… 自室の窓は開いていないということだ。もちろん今の今までエアコンはオフ状態だった。
なのになぜ無風状態の部屋でライトのヒモは揺れていたのだろうか…
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皆さんも黒い影には気をつけて(笑)
今日も安全運転で頑張りましょう♪
小3のときに、近所の個人店のハンバーガー屋で買ったハンバーガーに
小指の爪くらいのGが2匹、ソースまみれではさまっていました。
以来、トラウマです。
あと、カラオケでバイトしてたときに食器棚の奥に、米粒みたいのがいくつか落ちてて、「これ何かな〜?」ってじーっと見てたら、Gの卵だったみたいで、ブワーってダニみたいなのが一気に広がって悲鳴をあげました。
わたしもGが苦手です。
学生のときにひとりで亡くなった方の遺品整理兼産廃処理のアルバイトをしていたことがありますが、毎日大量のGに発狂していました。でも日給二万円(笑)
まいりました。
次元が違いますね!
でも、日給2万円はいつの時代の2万円なのかな?
20年以上前ですね💦
品川区から委託されてる会社で当時かなり儲かっていましたよ。作業は午前中でほぼ終わり午後からは指定のサウナへ行って身体についた匂いを取るんですよ。あくまでそこまでが仕事という(笑)
20年前か〜。
サウナまでが仕事とは・・・。
とにかく、お疲れ様でした。