むかし、コンビニの深夜バイトをしてたことがあります。
(いや、そんなん誰も聞いてないしっていう照れ隠しの突っ込みは少し飽きました)
南港通りの帝塚山の坂をくだった交差点にある小さな小さな店でした。
いわゆるワンオペでした。
ボーっとしてても時間が経つのが遅く、余計にしんどいのと、
こんまりさんバリに整理整頓が好きなので、
店に入ったらすぐに雑誌コーナーとか徹底的に整理しました。
深夜にジャンプとかスピリッツとか来たらすぐに並べられるように。
本棚が終わるとお菓子の棚とか、朝までずっーと整理していました。
当然、店長には気に入られ、
「アメ村の古着屋でバイトするんで辞めます」
と言った時は、
「時給上げるから考えなおしーや」と引き留められました。
で、このコンビニで苦い思い出があります。
深夜にお菓子を運んでくれていたドライバーのお兄さんと顔なじみになり、
雑談を交わすようになりました。
ある日、検品したら、おかきの箱が1個多かったんです。
で、そのドライバーのお兄さんに伝えると、
「いいよ、もらっとき」
とのこと。
一瞬、「ええんかな?」と不安がよぎりましたが、
あの頃(20年前)は廃棄の弁当をバイト仲間で分けあったり、
ホームレスのおじいさんにあげたりするなど、すべてがゆるかったので、
なんにも考えず、
「ああそんなもんなんか」
と有り難く頂戴しました。
で、翌朝、店長が来て、交代して帰る時に、
そのおかきの箱を小脇に挟んで帰ろうとして、
店長に「おいおいおいおい」と呼び止められました。
「それ、なにしてるん?突っ込み待ちか」と。
「え、いや、これ余ったらしくてドライバーさんにもらいました」
とバカ正直に答えると、その場で取り上げられ、
ソッコーで卸か運送会社に電話してました。
あとはどうなったか分からないのですが、
店長にめっさ腹が立ったのはよく覚えています。
いまになって思うのは、
たしかにドライバーの立場ではダメなことですが、
そのドライバーのお兄さんも、
まさかバレるように持って帰るバカなバイトだと思わなかったんだろうと。
「いやいや隠せよ。バレるなよ。アホか」と。
あのときのドライバーのお兄さん本当にごめんなさい。
以上、令和初の反省でした。
今日のドラせんです。
初夏ひかえ
レジャー日和で
増す不安
多分、ドライバー持って帰るのめんどくさかったんだと思います。
たしかに当時はそんな感じでしたよね〜。
いまではありえないですけどね。
私も廃棄の弁当よくもらいました。
しかも、旦那の分まで。