お久しぶりです。ブルルスタッフのnaomiです。
最近輪をかけて仕事してないので、たまには仕事してる振りしないと…
今回は先日ツイッターで話題になった
トラックドライバーさんが作業中に熱中症になった話について書こうと思います。
わたしもその時リツイートなどをさせていただきましたが、
当該ツイートはすでに削除されているようなので
わたしの少ないキャパの脳みそから記憶を呼び戻しますね。
確か荷下ろし中の出来事だったと思います。
おっちゃんドライバーさんが熱中症で倒れ、流血までしているにもかかわらず
放置され、応援にきたツイート主のドライバーさんが救急車を呼んだという内容でした。
いや倉庫の対応ありえない。
というのは大前提なんですけど、おっちゃんドライバーさんもね、
そんなふうになっているにもかかわらず、応援にきたツイート主さんに
「大丈夫、俺がやるから」
というようなことをおっしゃってたんですよね。
涙が出ます。
きっと守るべき人たちがいるのでしょう。
多くが歩合で働くドライバーさんにとって、仕事が減ることは給料に響きます。そして生活に直結します。
そう言えば父も、38度以上の熱が出てても「今日はこの書類を届けなければ…」と仕事に出ていたことを思い出しました。
まぁ、そんなことはうちの父の場合その一度きりですが(笑)
でもやっぱり、家族の生活を守るために、無理をしてくれてるんですよね。
世のお父さんに限らず、お母さんも、おじいちゃん、おばあちゃん、お姉ちゃん、お兄ちゃん、それに準ずる人たちも。
自分の体調の悪さを後回しにしてしまうんですよね。
もちろん家族のためだけでなく、仕事への責任感としても
何がなんでも自分が完遂するんだ!と強い気持ちで臨んでらっしゃる方も多いと思います。
ただ、自分の体調は自分にしかわからないので
無理をなさるかたはとても心配になります。
本当に「やばい」時はその一歩手前で誰かに頼ってほしい…
たとえ生活がギリギリでも
たとえ仕事仲間に迷惑がかかるとしても
最悪の事態になれば、もっと大きな損害を被る場合もあります。
金額だけでなく、人の命にも関わること。
でも、これを書いてるわたしは所詮、エアコンの効いた室内でパソコンに向かって指を動かしているだけです。
人それぞれコップの大きさは違う。ジョッキの人もいればショットグラスの人もいる。ビールを注げばすぐに溢れてしまうショットグラスもテキーラならちょうどいい。甘いとか根性がないとか言ってくる人もいるけど、その人が自分の人生に責任を持ってくれるわけじゃないから最後は自分で判断するしかない
— 【企業公式】トラックドライバー情報サイト『ブルル』スタッフnaomiが呟いてます。構ってください! (@driver_bruru) July 22, 2020
ただ、今でこそこんな風に二言目には「はたらきたくない」とかいろいろ言ってるわたしですが、(#なおみはたらけ)
学生時代、新聞部の編集長をやっていた頃は真逆のことを言っていました。
「大学のHPに書いてあることをコピペして新聞に載せることに何の意味があるんだ!
記者なら自分の足でどこにも載ってない情報とってこい!それまで帰ってくるな!」
とか
「名刺100枚くばれ!他団体に顔を売ってこい!!」
とか…
仲間や後輩たちに散々言ってました。
自分はそれをやってきたんだという自負があったから。
でも仕事のやり方は人それぞれだし、限界も人それぞれなんですよね。
結局、仲間たちのうち、
1人は「探さないでください」と書かれたメモを部室に残して行方をくらまし、(あとで聞いたら実家に帰っていました)
1人は内臓を壊して入院生活を余儀なくされ、
1人は「もう無理です…」と泣きながら辞めていきました。
取り返しのつかない事態になってからでは遅いんです。
「最近の若者はすぐ辞める」「根性がない」「何を考えてるかわからない」
今こんな風に言ってるおじさまたちも、若かりし頃はそのもっと上のおじさまたちから同じように言われてたんじゃないかなと思うんですよね。
「新人類」なんて言葉もあったみたいだし。
根性が内容に見えるのも結局は個人差だったり、その時々で抱えてるものの違いだったり、いろんな複合的な要素があるものなんじゃないでしょうか。
にんげんだもの。
なおを。
ということで今日もはたらきたくな〜いてへぺろ
めったにトラック乗らない私もたまーに夏の暑い日にトラック乗ることあって
とあるところで積込最中にかるーい熱中症らしき症状になったことあります。
速攻応援読んで休憩(笑)
その積込場所に後日行くと、私のその事件のおかげで大量の扇風機が導入されたらしく、
現場の仲間たちにえらく感謝された思い出ありまーす(笑)
熱中症は予兆があっても知識を持ってないと自分では気づきにくくて、気付いた時には大変な事になってる事が多いです。なので常に周りを見て周りの人が声かけしたり、適度に休憩を入れることが重要と現業では言われています。
個人のその日の体調もあるのでなかなか難しいところではあるので時間を区切って強制的に休ませるよう現場の人間には周知しています。
とりあえず
にんげんだもの
なおをはたらけ。