住野よる最新作『この気持ちもいつか忘れる』レビュー※ネタバレあり

ブルルスタッフnaomiです。4連休明けから働いててえらい。

先週、『君の膵臓を食べたい』や『青くて痛くて脆い』など映像化作品も多い

住野よる先生の最新作『この気持ちもいつか忘れる』が先行発売されました!

※画像はインタネッツからお借りしました。

 

今回は構想段階からTHE BACK HORNの皆さんと打ち合わせを重ね、

音楽とほぼ同時に生み出すというコラボ作品だそうで

 

買うなら今しかねーズラ

 

と意気揚々と買いに行きました。

 

早速ブックレビュー(ネタバレ)をしていきたいと思います!!

 

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感想を一言でいうならば、、、

 

異世界の設定ってたいへん。

 

ですね。純粋にすごいなぁと思うんです。

 

 

自分ではない誰かの人物像を明確にし、

さらに異世界の設定をブレさすことなく築き上げるって

相当ハードだなと思うんです。

 

凡人のわたしは自分の感想ですら文章にするのがままならないのに笑

 

まぁ、そんな一言は置いておいて

 

ここからは物語の核心に迫った感想を書いていきますので

ネタバレ厳禁のかたはご注意ください。

 

まず、わたしは小説はどちらかというとミステリ好きで

どうしても「答え合わせ」をしたくなるんですよね。

 

主人公・カヤは本当に男なのか、

「戦争」とは何か他のことを表しているのではないか、

「見つからないように」は後でものすごく意味を持つのではないか、

目と爪だけしか見えない少女・チカは何者なのか、

アキ(安芸一歌)は何者なのか、など。

 

 

カヤの性別については、おそらくミスリードを誘いたいんだろうなと思いました。

わざとらしいほどの男言葉、クラスメイト・田中の言動、カヤという名前等々…

ですが、チカとの場面でカヤが男性であると明記されました。

 

その直後、これまでカヤのことを「鈴木」と呼び捨てていた田中が突然「鈴木くん」と呼ぶなど(しかもその1回ぽっきり笑)くっそー裏の裏かかれたのかよ〜と悔しくなりましたね笑

 

 

戦争については、もしかしたら何かの隠喩かもしれませんが

チカの世界で「避難所」を設置するために戦争を起こす必要があることはわかります、

ですが、カヤの世界で戦争を起こす意味があったのかなぁと考えてしまいます。

 

そこが日本という国をさらにパラレルワールドにしているというか…

確かに今も世界には争っている国々はあり、わたし達日本人は良くも悪くも平和ボケしているのは事実です。

 

そのような現状へのアンチテーゼなのでしょうか?

 

バックホーンの音楽には「戦争」をテーマにしたものも多いです。

 

コバルトブルー、8月の秘密、世界樹の下で、etc…

 

住野よるさんはバックホーンの大ファンとのことなので

戦争は切っても切り離せないものだったのかもしれませんね…

 

皆さんはどうお考えでしょうか?

 

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「いやそんなんじゃない!」

「naomiはバカか!」(出川さんボイスで再生してください)

といったご感想をお待ちしております笑

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んでですね、「見つからないように」というのはカヤの世界で頻繁に使われる言葉なのですが

意味合い的には「いってらっしゃい、気をつけて」くらいの感覚で、中盤に意味が判明します。

 

この言葉、途中でカヤがチカに向けて一度だけ言ってるんですよね。

 

何か意味があるんじゃないかとか、これがクライマックスに生きて来るはずだ!と思ってたんですが、特になかった?

 

チカが歌っていた曲に似ている歌を歌うアキ(安芸一歌)にラスト付近で出会うんですが、

彼女は21才。カヤと同時期にチカに会っていた人物だとしても制服というワードを使っていたことから年齢が合わず、生まれ変わりだとしてもしっくりこない。

 

どこでチカの歌を知ったのか。

 

 

全然わからない!!!!!自分の想像力や読解力がこれほどまでにないのが悲しい!!!!

 

チカの正体についても、まぁ明かされても説明っぽくなってしまうだろうし、これが最適解なのかなと思います。

 

総じて自分の中にもカヤっぽい人格もいれば斉藤っぽいやつもいるし田中もいる。

 

あんなに大切だったこの気持ちもいつか忘れてしまう、だってにんげんだもの。

 

と、誰にでも共感できるポイントがあるな〜と思いました。ケータイ小説のような感じ。今はSNS小説なのかな。

 

あと、これは完全にわたしのミスなんですが小説を3〜4日に分けて読んだせいで和泉のことをすっかり忘れておりまして(重要人物笑)

最後すれ違った唯一本名で呼んでいた女性って誰だ?????

 

もしかして…アルミ????

 

などと思いましたごめんなさい。

 

アルミかわいいねぇ。

 

最後になりましたが、バックホーンの楽曲も素晴らしいです!!!

「輪郭」本当に素晴らしい…無限リピートしちゃう…

 

ただ、あの、書籍プロモーションのダンスは…あれは…

 

ほんにかぁいらしいお嬢さんやねぇ〜ようけ踊りの練習しはったんやねぇ〜えらいお上手どすぇ〜

 

という感想ですね。ハイ。

 

もしかして、主人公の「くそつまんねぇ」という心情を再現したのかしら?だとしたらブラボー!!

 

「突風」はかっこいい仕上がりでね〜、ライブで披露されている情景が目に浮かびますね〜

 

https://twitter.com/driver_bruru/status/1308630175504949248

 

突風というタイトルがわたしに世界を撃てと囁くんだ。

 

モノクロームという歌詞から思い出そうとすると「情景泥棒」が出てくるようになりましたね笑

 

 

「君を隠してあげたい」は「君を守る」に世界観が似てますね。ソナーポ●ットかな、みたいな。

 

 

楽曲は今のところ、本を買わないと聴けないようなので、早くサブスクでも聴けるようになってほしいですね〜!!!!それかみんな本買お。

 

ということで、『この気持ちもいつか忘れる』レビューでした。

みなさんもおすすめの本があればブログに書いてみてくださいね!

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よろしくピース〜〜

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2件のコメント

  1. この気持ちもいつか忘れるを読みました。
    あまり読むジャンルではなかったので一生懸命読みました。
    感想としては、罪というものの定義は人間によって違うと輪郭が浮き彫りになったことが大きいです。
    主人公が罪を犯したことに対して私は強く怒り、ヒロインがそれを許すことを、私はとても許せませんでした。
    罪はどこから罪なのでしょう。
    人間は生きながらにして現在を背負っているとはキリストの教えですが、例えば今飲んでいるコーヒーの豆は尽く劣悪な環境下のもと搾取されたものだと思い謝罪しながら飲むひとはいるでしょうか?
    これを知ってとる正義的な行動は、感謝しながらコーヒーを飲むこと、またはコーヒーを飲むことは罪であると争うことに二分されると思います。
    主人公の行いが「罪」になってしまったのは偶然のひとつではありますが、罪に対する謝罪の念は必ずあるべきと考えます。
    罪は罰されなければ罪ではない。
    許されるために存在する罪なんてないと思うのです。
    以上が、バックホーンファンである私が小説、この気持ちもいつか忘れるに対して抱いた感想です。
    書いていて思いました。主人公がとった行動は、彼にとってヒロインを守るための正義的な行いでしたね。
    我々が、何かに嫌悪し、害意や殺意を抱く理由も、自分を守るための正義的な行動なのでしょうか。
    この世にあるもの全てが正義であり、それが罪に振れる突風は、悪魔が吹かしているのか、天使が吹かしているのか、どちらなのでしょうか?

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    1. コメントありがとうございます!全く気づかずすみません。
      正義や罪という考え方、なるほどと思いました。主人公が正義だと思って起こした行為の被害者がアルミであり、田中であり、斎藤でもあったのかもしれませんね。
      突風がどのように人を変えてしまうのか、恐ろしくもあります。

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