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トラック業界裏話
外車トラックで人集め 日本車にない魅力に注目
2015年12月11日
運送事業者ではドライバーを確保するため様々な努力をしている。ドライバーは新車や外車に憧れるケースが多く、外車のトラック、トレーラを導入するところも増えているようだ。
過去に外車を導入したものの、故障やトラブル、すぐに売却ができないなどの理由からすべて日本車に入れ替えていた運送会社A社でも最近、外国製のトレーラヘッド1台を再び導入し、周りの運送会社から驚かれている。同社社長は「5年以上前に外車数台を導入したところ、ドライバーも集まり、当社を覚えてもらうためのPR効果につながった。しかし、当時はトラブルや故障が多く、部品調達が日本車に比べて長時間かかり、仕事に支障をきたしていた。最近では外車ディーラーもアフターサービスが充実しているため、再び導入した。さらに重量物などを輸送する場合、日本車では第5輪荷重に制限があり、制限以上の物をなくそうといった理由からも外車のトレーラヘッドを導入した」と話し、現在ではほかのドライバーも外車のトレーラヘッドに乗務したいとの要望もあるようだ。
また、すでに5台以上の外車のトレーラヘッドを導入していて今回、初めて外車のトラックを導入した運送会社B社では「見た目もドライバーが好む大きさ、ダイナミックさ、乗り心地の良さなど日本車にはない迫力がある。一度は外車に乗務したいと思うのは経営者も同じ。最近では外車のトレーラヘッドの宣伝効果でドライバーが集まるケースもある。こういった意味からも人材集めにつながるのでは」と語る。
大型トラックなどを保有していない運送会社のC社では「当社では中型車が中心で、外車は一切ない。知り合いの運送会社に外車のトレーラヘッドを見せてもらったが、経営者でも魅力を感じるということは、ドライバーなら、もっと感じるだろう。目立つため、会社の宣伝効果は大きく、ドライバーもそういった運送会社に勤めれば外車のトレーラヘッド、トラックに乗務できると思っているはず。ディーラーによると中型車でのトラックも今後は日本に導入されるようなので、そういった機会には導入も検討したい」と話すなど、ドライバーが魅力を感じることを各経営者も考えているようだ。
記事提供:物流ウィークリー新着「トラック業界裏話」
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