三菱ふそうトラック・バス（マーク・リストセーヤ社長、神奈川県川崎市）は５日、大型トラック「スーパーグレートＶ」に新モデルを追加、発売した。

今回発売された、「エコドライブパッケージ装着車」は、高速走行主体のユーザー向けに、変速のタイミングを最適化。また、動力遮断自動制御システムを装備し、特定の条件下でドライバーがアクセル操作、ブレーキ操作、補助ブレーキ操作を行わず巡航している間、動力伝達を自動的に遮断して惰性走行を積極的に活用するなど、実燃費を改善する機能を標準装備した。

同時に、ＧＶＷ２０トンダンプに、クラス初となる平成２７年度重量車燃費基準＋５％達成者を新規設定したほか、ＦＰーＲ（４×２セミトラクタ）全車に運転注意力モニター／車線逸脱警報システム「ＭＤＡS―lll＆ＬＤＷＳ」を標準装備し、高速走行時の安全性能を向上した。

スーパーグレートＶ「エコドライブパッケージ装着車」は、今月３０日から開催される東京モーターショー２０１５に展示予定だ。