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トラック到着しました! 「はーい、じゃこのパレットに積んでね」 「検品してね」 「棚まで入れてね」 っていうこの一連の流れは運送業の過当競争の結果って思われがちやけど実は【店着価格制】が原因です。 店着価格制とは何か。 どうして運送会社の運賃交渉はうまくいかないのか。 ちょっとまとめてみました。 店着価格制とは? 物流費までコミコミの卸値で取引するのが【店着価格制】。 そしてその卸値は内訳の変動分を考慮しない。 何より、卸値なので決めるのはメーカーと小売業だけ。 運送業はそこに全く関与していません。 尚且つ、この店着価格制は取引契約ではなく慣行なだけ。 ぶっちゃけ、正式に文書化もされていないあいまいな状態で「昔からやってるしええやろ」っていうふんわりした感じで進められている日本独自の取引実態です。 実は前のブログでもこの件について書いたんですが、あれからも色々と調べていくとやっぱりこの「店着価格制」はおかしい、運送会社の運賃交渉がことごとくうまくいっていないのももしかしたらこれが原因じゃないか?という気持ちが芽生えてきまして、再度取り上げていこうと思ったところです。 店着価格制で見えてくる荷役負担 そもそも店着価格制が日本で増えた理由は「問屋」の存在が大きかったんですね。 問屋というのは「品揃え、物流、金融を一社でトータル提供する」中間流通を指します。 そして日本でこの問屋は江戸時代から現在まで続く日本を代表する企業体。 この問屋があったからこそ日本の流通は発展してきた、と言っても過言ではないとも言われています。 なぜなら、問屋が間に入れば納品から代金回収までの金融は全て問屋がまなかってくれたし、問屋の営業担当は、店のバックヤードまで物流費込みの価格(これが店着価格)で小売業のバイヤーと仕入れ値の取引交渉を行うだけ。つまり、小売業はお店だけ準備すれば問屋が整備してくれた内容で事業を始めることができたという経緯があります。 問屋が整備した商環境の中にすでに「店着価格」は存在していて、小売業が成長して大企業になった今でも古くからの慣行がずーっと続いているというのが今の日本の現状です。 店のバックヤードまでの物流費、と書きましたが、 今の時代では物流センターの納品に対する物流費も同じ扱いになっているのが現代です。 具体的には、ドライバーさんが庫内への格納までする、棚入れを行う、リフト作業をする、などなど、現在問題になっている「付帯作業」が含まれているわけです。 一番最初に書いた、店着価格制が原因と言った理由です。 運送会社も顧客であるメーカーや卸業者から「ここまでできるか?」と言われて「できる」と言ってしまった過去は確かにある。 だけど、もともとがそういう取引なので口出しできなかった。 ただ、店着価格制取引を行っていない顧客に対しても付帯作業をやりますよ、と提案してきたのかもしれない 競合他社との差別化を「顧客が求めていない範疇」まで広げてしまった結果かもしれない。 でもその基盤には江戸時代から続く問屋制、問屋制に付随する店着価格制が今の運送業を含む産業のカタチを作ってきたことは否めないと思っています。 現状を変えるために必要なこと 正直、今のまま商取引が進めば現状はもっと悪くなると思っています。 コンプライアンスとかグローバル化とか言われてる中で「契約」ですらない商取引を行っているんだから対外的に見ても日本について肌感でわかってないと取引ができないですし、 国内的にも運送業の疲弊は2024年問題で周知されてきていのでこのタイミングで運送業界以外も変えられる部分から変えていく必要があると思っています。 現状を変えるために必要なことは ①商取引慣行を文書化する ②文書化したら取引を「契約」体系にする ③物流費の計算は運送業側に一任する ④担当者が退職、不在で根拠がわからなくなった物流費を再度計算する ⑤インコタームズの導入も考えてみる DX導入する前にここからやればいいのに、と思って仕方がありません。 まとめ 私はずっとDXよりもやらなあかんことがもっとあるだろうが、と思っていたんですが最近になってそれがようやく見えてきて言葉にできるようになりました。 運賃交渉のためにめちゃくちゃ資料も準備して原価計算もしてるのにどうして交渉が決裂するんだろう、って疑問でしたし、私だけじゃなくて運送業が適正運賃を収受できていないのはどうしてだろうとずっと不思議でした。 私たち運送業は「契約書の書面化」だったり「協力会社名簿の作成」だったりと様々な文書化を求められるのに、もともとの商取引自体が契約じゃなくて慣行でやっている矛盾。 これじゃ交渉も進まないのがよくわかります。 せめて商取引は慣行から契約、文書化してもらいたい。 そこからが本当の運賃交渉のスタートになると思います。 【参考記事】 物流2024年問題と「商取引慣行」の改革 わが国商慣習の「店着価格制」の改善に関する一考察
こんにちは、橋本環奈です(広い心で許してしてください)。 8月、トラックドライバーにとっては 胸や耳が痛む報道があったかと思います。 5月に群馬県伊勢崎市国道17号線で起きた トラックによる衝突事故が実は飲酒運転だったと。 遺族にとっては今後、 トラック見るのも嫌でしょうね。 ちなみに、 2021年千葉県八街市で起きた トラック飲酒事故で亡くなった子のお父さんは トラックドライバーだったそうです。 普段ご自身が乗っているクルマに 我が子の命が奪われた。 お父さんはその後仕事に復帰できず、 トラックを降りたそうです。 こういうことを繰り返したくない。 そんな思いで酒に対して言及すると、 「俺は飲酒運転しないように徹底してるんだ」 「しつこい」 「偉そうに指図するな」 と、ものすごい数の人たちが言ってくる。 そんな声に触れるたび、 「これだけ言っても 人が死ぬ事故をトラックが起こし続けてるのに、 自分事と考えられない無神経さは何なんや」、 と怒りの感情がこみ上げます。 この業界、 「俺は俺は」さんが多いというのは以前にも話したが、 私は「あなた」だけに言ってるのではなく 86万人のドライバーに言っていると 理解しておいてほしいし、 何よりもその「俺は大丈夫」こそ 酒に執着する第一歩です。 事故を起こしたドライバーも、 最初は1杯の酒からだったはず。 「俺は大丈夫」と言っていたはず。 「しつこい」言われても、 私はドライバーが酒に執着するまで 彼らに執着し言い続けるど。 今日は酒の話じゃないよ ということで第5回目、 このタイミングなのでほんまはしっかり 「酒」 について再度書きたいところやが、 あまりにもドライバーに対する 「これやっちゃあかん」が続けるのも 本意ではないので、 また酒問題はじっくり後日書くとして。 今回は「車内ドライブレコーダー義務化の是非」 についてお話していきたいと思います。 最近物忘れが激しくなったのか、 書く媒体が増えすぎたからなのか、 「…あれ、このネタ前ここで書いたっけ」 みたいなのがよく起きる(笑) 今確認したら どうやらブルルさんでは書いていないみたいなので、 お話していきますが(笑)←このくだり何w 先日、Twitterでこんなアンケートを取りました。 「車内用のドライブレコーダーの義務化、賛成?反対?」 ご協力くださった皆さんありがとうございますな! で、結果なんですが、こちら。 おおおちょっと待て。 賛成が結構いらっしゃり、約40%もいるやないか…… めっちゃ意外でした。 いても20%くらいなんじゃないかなと思っていた。 正直、私も元々はどちらかというと反対の立場ではありました。 某トラックショーでも(某の意味w)、 複数のドラレコ開発企業が自社製品を紹介してたんやが、 なんとなくピンと来なかった。 というのも、 私も車内のなかで色々人に言えないことをひとりごちたり、 歌うたったり泣きわめいたり鼻ほじったりもしたので、 その頃のことを考えると「賛成」とはなかなかならず。 ただ、40%の賛成さんたちからの理由を改めて聞いて、 やっぱ必要なのかもなと思うに至った。 その多くの理由はこれ。 「何かあった時に自分の身を守ってくれるから」 車外における映像証拠は、 他のクルマのドラレコも捉えている可能性もあるけども、 車内の様子はどうしても自分側で残しておかないと 誰も味方になってくれないんですよね。 立場の弱いトラックドライバー、 「脇見をしていたんじゃないか」 と事故った相手や会社に疑われても 「していない」と立証できずに 責任を全て取らされる、という事態は避けられる。 これはやはりデカいと思います。 AVを流すドライバーたち 一方、反対派の意見で最も多かったのはやはり 「プライバシーが保たれない」 という点でした。 そらそうや。 トラックドライバーの仕事を選んだ人の理由のトップは 「『ひとりで』かつ『気ままに』仕事ができるから」。 それがこのドラレコ装着によって どちらとも脅かされること考えると、 ドライバーは嫌がるだろうなと思うんですよね。 なかにはどうやって知ったのか 「運管が暇なときに見ている」 「面白がっているのを聞いた」 との意見もあったり。 あと、 この反対派の声でふと思い出したのが、 以前、書籍の執筆でドライバーに取材した時の話。 第1子『トラックドライバーにも言わせて』(新潮新書) を執筆する際、 「眠気をどうやって解消していますか?」 なるアンケートを取ったんやが、 その時の答えに 「AVの音を流している」 という人が複数いて。 私が女性だからなんやろうが、 下ネタ系の話は皆さん おちゃらけてお話されること多いんやが、 私は結構これあるのかもしれないなと 真面目に受け取ったんすよね。 人間の三大欲求である 「睡眠」を打ち任すには、 やはりそのうちの 「食欲」や「性欲」をもってくるしかない。 めちゃくちゃ理にかなっている話やと思うし、 それで事故を起こさないなら 私は全然アリやとも思っているわけです (いや興奮して事故る、って声もあったのは置いておいてなw)。 それを、音声付きで記録されてたらやっぱ嫌よな… 自由には責任が伴う ただ、今回のアンケートで分かったのは、 38%近くのトラックには すでにドラレコが付いてる そして 数が多いのは ドラレコ付けたうえで賛成してる人と ドラレコ付けてないで反対してる人 ということ。 これによって何が類推されるかというと、 「付けたらその良さが分かる」 ということなんですね。 やっぱり 「有事の際には、やっぱ強力な味方になる」 というのは、 安全運転をしているドライバーにとっては デカいと思います。 なので今後、この車内ドラレコは 休憩中は電源を切る、 有事以外は会社側で見られないようにする といった配慮もしっかりしつつ、 普及していくべきなんだろうなと感じてます。 先日記事を公開した 「アルコールインターロック」もそうですが、 ドライバーの多様性を認めていくならば、 むしろこうした縛りも必要になると感じる。 自由には、不自由以上に大きな「責任」が生じるということを 認識する必要があるんだと思います。
こんばんは!たこぱいそんです! 配車の荷子ちゃん5話です。 今回は以前後ろ姿だけ出てきていた先輩さんに顔出ししていただきました!「あの先輩気になる……」という呟きをXでみかけましたが、実は後ろ姿を出していた時点で実は職場のおっとりしたおばちゃん先輩キャラという姿は決まっていたりしました。またちょいちょい出演いただくと思いますのでよろしくです! 今回の漫画はDさんからの情報を参考に描かせていただきました!情報のご提供ありがとうございます!業界用語って他所の業種の人から見ると暗号みたいで面白いです……! こちらの漫画は「原案:物流業界にかかわるすべての皆様」と書かせていただきましたように、配車係や運送業界エピソードをみなさんにお聞きして、みなさんと一緒に漫画を作っていきたいと考えています。 引き続き、業界あるあるネタを募集しておりますので、エピソードをお持ちでしたらぜひ、Xアカウント「『ブルル』スタッフnaomi」さんまでリプライやDMでお寄せいただけますと助かります!(Amazonギフト券がもらえるかもです!) 次回更新予定日は9月25日となります!「荷子ちゃんの日」で覚えてくださいね! そうそう、告知日にXアカウントに載せている告知用画像まとめ記事みたいなものとか、制作の裏側みたいな記事もこちらにアップしていけたらいいかなとかゆるっと考えています!また用意できましたらお知らせしますね! それではまた来月!
さてさて皆様ご機嫌よろしいでしょうか? 今回は前回の続きのトンデモドライバーくんのお話です。 積み込みを終え、ホッと一息つく僕でしたがそんな平和な時間も少しだけでした。 着日当日朝7時。 埼玉のうちの倉庫からの電話で怒涛の一日の幕が上がりました。 「〇〇運送来ないんだけど?」 心の中でやっぱり、、、、と思いつつとりあえず大きなため息。 出勤前からこれかよ。笑 と思いながらも手配した自分にも責任があるのでとりあえず急いで出勤。 トンデモドライバーに電話で現在地を確認 「〇〇ですけど運転手さん今現在地どこですか?」 ト「なに?寝てんだけど?今、浜松だけどなに?」 いやいや、なに?じゃなくね?着時間聞いてるよね?7時だよ?え?え?え?(4回目) ト「なんか文句ある?休息あるんだし仕方ないよね」 仕方ないとかそういう次元の話じゃないんだよwwwww もう鼻から着く気がないんだよそれは。 てかそもそも休息どうのこうの管理責任って片道しか手配してないうちにはないしそっちがやること。成約前に積み込み時間、着時間もきっちり説明した上で依頼しているのでなんらこっちには問題ない。 僕「仕方ないとかじゃないよね?運転手さん着く気ないですよね?休息って言ってるけどそれウチが管理することじゃないよね?まあこんなことするくらいだから説明しても無駄だからしないけどとりあえず向かってくれます?あとはウチも依頼先と話しますんで」 もう我慢の限界はとおに通り越しておる。笑 ギャーギャーうるせえトンデモくん⇽もう面倒くさくなってきた。 朝の8時頃から依頼先に鬼電。だがしかし繋がらない。笑 この怒りをどこにぶつけていいのか。笑 11時過ぎ大手配車担当からようやく電話が。 「健康診断でした。すみません。え?着いてない?そんなことないと思うんですけど、、、」 って寝言は寝てから言えやと言いたいですがとりあえず冷静に対応。現状と昨日からの悪態、それに現在地等々、細かく説明した上で運賃減額のお話を、、、、 「運賃減額は困ります、、、車に払う分もあるので誰が赤字切るんですか?」と少しキレ気味に反論してきましたが僕の仏の心もここまで 「テメェしかいねえだろ。(赤字切るのが)」 もうその一言で終わらせてしまいました。 そもそも中抜きして手配してんだから何かこっちに迷惑かけることあったらケツ拭くのはあんただろって話だしそんな質の低すぎるドライバー使ってるアンタが悪いんだよ。笑 少なからず僕のところによく来てくれるドライバーさん達はこんなことしないし何かミスがあればスグに報告くれるからこっちも対応がとれます。そんな人だといつも頑張ってくれてるから何とか庇おうって思いますよね。 そんなこんなしてる間に昼を周り13時頃、トンデモくんからまた電話 「テメェ覚悟しろよコノヤロウ。話になんねぇから運輸局に電話してチクってやったからよ!」 っていやいや。 運輸局土日は閉庁だから繋がりませんけど。笑ていうかそもそもあれメールちゃうかったっけな。笑 と思いながらももう呆れで笑いしか出ないからもう面倒くさくなってきたのでたった6文字で片付けました。笑 「好きにしたら。笑」 ガチャンと受話器を置きこの騒動に終止符を打とう。そう思いました。 その後はとりあえずトンデモくんはヤバいやつだから下ろしの時気をつけてくれととりあえず関東の倉庫に忠告。 そして運賃減額のお話を大手配車担当さんに納得させとりあえず終了。 大手さんには申し訳ないが金輪際うちに関してはそのトンデモドライバーくんのトンデモ会社は 出禁に。笑 そして、終了。笑 長々となりましたがご清聴ありがとうございました。笑 皆様はこんなトンデモドライバーでないとは思っていますし反面教師に優秀なドライバーさんになってくれること心から願います🫡 これは極端な例でしたが結局こうゆうところなんだよ、底辺って言われるのは。って思ってしまいました。 そこの会社さんも全員がこんなトンデモドライバーじゃないと思いますし、もしかしたら会社も頭悩ませてるんじゃないかと思いましたが1人のせいで会社全体が出禁になり、、、って話が大きくなれば荷主さん自体失ってしまいます。 僕自身、「仕事を渡してやってる」とは思ってませんし「やっていただいている」と思ってますが今回の例はあくまで極端な例です。 積み地の現場もギャーギャーうるさい奴よりいつも丁寧で礼儀正しい人だったら「早く積んであげよう」ってなるのが人間です。 それは事務所側も同じなんですよ。 もしこのブログを読んでくれている新人ドライバーさんがいたら参考にしてください。 仕事できるやつは黙ってやることやるんです。そうやって周りの信頼を勝ち取っていくんですよ。そして何より黙ってやる事やってる奴が1番かっこいい!これに尽きる。 以上、皆さん明日以降もご安全に🥹
2022年9月に三菱ふそうトラック・バスが「eキャンター」のラインナップを拡充し、国内でニーズの高かったショート&ナローボディ(GVW5トン)やロング&スーパーワイド(同8トン)まで合計28車種を展開するようになった。 ●注目される商用車の電動化 電動トラックについては、三菱ふそう以外に、日野自動車、いすゞ自動車なども小型EVトラックの市販を発表している。軽トラックについては、ホンダ、スズキ、ダイハツもこぞって軽規格のEVバンを市場投入しようとしている。グローバルで求められているカーボンニュートラルは、あらゆる産業のサプライチェーン全体で進める必要がある。これには工場の操業に必要な電力や物流にかかわるエネルギー全般にも適用される。商用車のEV化が注目を集めるのはこのような理由がある。 一般道ではまだEVトラックを見かけることは稀だが、商用車とEVの相性はむしろ乗用車よりもよい。海外ではテスラが大型のEVトレーラーヘッド(トラクタ)「SEMI」の市販を23年には開始するといい、ダイムラーも大型EVトラック「eアクトロス ロングホール」を22年のIAAトランスポーテーション2022(商用車のモーターショー)で発表し23年には実際の顧客のもとでフィールドテスト行うとしている。 日野のデュトロBEVはヤマト運輸が500台の導入を発表している。現在もこのプロジェクトは特段の変更なく進行中だ。ディーゼルエンジン問題で揺れる日野自動車だが、EVはその影響を受けていない。現状、ビジネスとしては大きくないが、EVやゼロエミッションは環境問題へのリスク分散の意味も持つ。 三菱ふそうは、2010年ごろからキャンターのEV化を独自に開発していた。その後プロトタイプ発表、グローバルでの実証実験、2017年にはeキャンターの量産・市販を開始している。同社はダイムラーグループの一員として、小型トラックの電動化開発を担う存在でもある。だが、課題がないわけではない。ひとつは車両ラインナップが少ないこと。もうひとつはEVを複数台で運用する場合の拠点・目的地他での充電インフラだ。 ●車種展開は着実に増えている 現在市販されているeキャンターは、GVWで7.5トン、ワイドボディの1車種しか選べなかった。9月の発表では、バッテリーパックを改良し、その搭載個数によってS(41kWh×1)、M(41kWh×2:83kWh )、L(41kWh ×3:124kWh)の3パターンが用意された。ボディサイズは、標準幅、広幅、拡幅が選べる。ホイールベースは2500mm、2800mm、3400mm、3850mm、47590mmの5種類だ。積載量は2トン、3トン、3.5トンがボディサイズに応じて設定された。保冷車やクレーン、ローダーなど架装をしやすいように電動のPTOが装備された。 日本のラストマイル輸送や近距離の拠点間輸送では、ボディサイズ要件は重要だ。住宅地や細い路地などにも入っていく必要がある。Sバッテリーを搭載した標準幅、ショートホイールベースのeキャンターはこのニーズにこたえることができる。住宅地を巡回しなければならない塵芥車や宅配便のトラックへの応用が広がる。 衝突被害軽減のための自動ブレーキ、レーン逸脱防止、ドライバーの集中度(疲れ、健康問題)を認識して警告や休憩を促すメッセージ機能、左折(運転席と反対側)時の巻き込み防止のためのレーダーセンサーと警報システムなど、ADAS機能も市販乗用車とそん色がない。ステアリングコラムのレバーで回生ブレーキを4段階で切り替えることも可能になった。これはエンジントラックの排気ブレーキの代わりとして使える。巻き込み防止のレーダーとレバー式の回生ブレーキは、ドライバーにとってうれしい機能だ。 ●充電インフラ問題への対応方法 充電インフラについては、三菱ふそうでは6kWhのAC普通充電器の設置を事業所や拠点に整備することを勧めている。ルート配送やラストマイル輸送では、移動中のDC急速充電は緊急避難的な措置とし、AC普通充電を前提に考える。AC普通充電器は、キュービクルの設置や管理責任者の常駐は不要で、ほぼコンセントを増設する感覚で設置することができる。 1台、2台といった少数での運用なら充電口は1個か2個あれば問題にはなりにくい。AC普通充電器の設置は簡単な工事なので、口数を増やすのは難しくない。だが、充電口がマルチポート化しても、全部が定格出力で充電できるかどうかは、契約電力や配電設備による。今後EVトラックの比率が上がるとすると、充電口の必要数と、契約電力とのバランスが難しくなる。 状況によっては、経路上のDC急速充電を組み込んだロジスティックを考えたり、拠点やトラックターミナルでの充電インフラの整備が必要となるだろう。1台ごとの稼働率が高く充電時間を確保しにくい場合は、複数台のローテーションを工夫するか、交換式のバッテリーパックという手段を検討することになる。交換式バッテリーのEVは、中国NIOが乗用車で実用化している。バイクや小型モビリティ向けではあるが、ホンダは交換式バッテリーのエコシステムを作ろうとしている。 EVの充電インフラ問題では、メーカーが販社に急速充電器の設置を進めている。車両販売のサポートとして、普通充電設備の設置支援やサービスメニューを用意するメーカー、販社の取り組みも始まっている。充電設備や機器を相談できる企業も少しずつ増えている。 倉庫のトラックバースや事業所にマルチポートのAC普通充電を整備するとき、設定した契約電力内で、各ポートの出力を調整してくれるソリューションもある。充電インフラは、国や行政による政策支援が不可欠だ。EV向け急速充電器への助成、設置基準の緩和・法整備を期待したい。
トラックドライバーの皆様、ドライバーではない皆様もこんにちは。 またもこのトラドラ総研の枠をお借りしております、ブルルスタッフのnaomiです。 さて、今日のテーマは映画『ラストマイル』です。 あの大ヒットドラマ「アンナチュラル」「MIU404」とリンクする物語として、物流をテーマにした映画「ラストマイル」が全国で絶賛公開中です。 わたしはテレビ放送当初からアンナチュラルとMIU404の虜になり、とにかく毎回号泣しておりました。 そんな大好きな作品がシェアードなんちゃらかんちゃらムービーするとのことで(横文字に弱いです)14年ぶりに映画館に足を運び鑑賞してまいりました。 アンナチュラルのあの人が!MIU404のあの子が!×2 といったサプライズにとどまらず、 「え…?キャスト一覧に入ってなかったあの主役級の俳優さんが…!?」 というとんでもないシークレットキャストもいらっしゃいまして 本当に豪華な映画でした。 というのを書いてるうちにそのキャストさんが発表になってました笑 そうです中村倫也さんです。 いや最初にPC画面に出てきたときは驚きました。 この発表後に映画をご覧になる皆さんはそんな心臓に悪いことが起きなくて済んで羨ましいです!笑 しかもパンフレットも中村さん部分は袋とじ?みたいになってましたからね! (初めてパンフレット購入しました↓) 以下、あらすじを公式サイトより転載します。 ブラックフライデー前夜、届いた荷物は爆弾だった―― 日本中を震撼させる4日間。 11 月、流通業界最大のイベントのひとつ“ブラックフライデー”の前夜、 世界規模のショッピングサイトから配送された段ボール箱が爆発する事件が発生。 やがてそれは日本中を恐怖に陥れる謎の連続爆破事件へと発展していく――。 巨大物流倉庫のセンター長に着任したばかりの舟渡エレナ(満島ひかり)は、 チームマネージャーの梨本孔(岡田将生)と共に、未曾有の事態の収拾にあたる。 誰が、何のために爆弾を仕掛けたのか? 残りの爆弾は幾つで、今どこにあるのか? 決して止めることのできない現代社会の生命線 ― 世界に張り巡らされたこの血管を止めずに、いかにして、連続爆破を止めることができるのか? すべての謎が解き明かされるとき、 この世界の隠された姿が浮かび上がる。 映画を観た感想としては、 (EC通販と軽貨物メインですが)物流現場やドライバーさんの低賃金・労働環境の悪辣さといった社会問題の提起を盛り込みながら、 爆弾が爆発するかどうか、犯人は誰か、あのメッセージの謎… などなど2時間以上にわたる上映時間ながらも随所に飽きさせない工夫があって クライムサスペンス爆発映画としてエンタメ的にも素晴らしい仕上がりとなっていました。 ただ、 結構難しかった というのも本音です。 映画ってテレビと違って一時停止もできないし巻き戻せないし疑問に思ってもメモもできないので疑問に思ったことを忘れちゃうんだな〜と14年ぶりに映画館に行って映画の特性を思い出しました。 そういった事情もあって、 この映画をご覧になった皆さんに 「あれはどういうことだったんだろう」とか 「自分はこう解釈している」ということを教えていただけたらと思っています。 ※ここからはネタバレも含みますのでご注意ください 【疑問①】冒頭のモノレール?の車内CM まず冒頭、ゆりかもめのような電車(モノレール?)に乗るエレナ(満島ひかりさん)が目にしている(いや見てなかったかもしれない)車内のCMですが、あれも犯人が掲出したものだったのでしょうか? 結局あの「What you wont?」のCMは犯人が作った偽CMだったわけですが、あれも犯人が広告出稿したのかが謎でした。パンフレットにその部分について言及してらっしゃるキャストさんもいらっしゃいました。 【疑問②】最後にエレナがコウに渡した鍵 あれは何の鍵だったんでしょうか? あのメッセージが書いてあるロッカーの鍵? 【疑問③】ロッカーのメッセージ 山崎(中村倫也さん)が残したとされるあのメッセージ…やはり観客の解釈に委ねられているんだとは思いますが、あれはいったいどういう意味だったのか。 あとは最後の最後に繋がってくる伏線ではありますが、委託ドライバーの佐野親子の息子(宇野祥平さん)が最初に元家電メーカー勤務だったと明かしたきっかけとなった会話が聞き取りづらくて、同業者みたいな人に何て聞かれてその話題になったのかが気になります。(「あれ?ヒノモト電機にいた?」っていうような会話でしたかね?そんなに有名人だったのかな佐野倅…) ということで、ご覧になった皆さんなりの解釈だったり、ここのシーンが最高だった!という感想でも構いませんのでぜひコメントをいただけますと幸いです。 ちなみにわたしは、爆弾を無事処理した後のエレナとコウの雰囲気が10年来の友達みたいな距離感に変わっていたところが大好きです!!! 今思えば、エレナが初対面のコウに対して「センター長じゃなくてエレナでいいよ、コウって呼ぶね」というようなことを言っていたので、アメリカ本社から来たことを暗に示していたんですね…岡田さんのぎょっとしている表情も良かったです笑 皆さんも気になったこととか、これはこうだと思う!ということなどぜひコメントをお寄せください! それでは今日も元気にいってらっしゃい♡ご安全に♡
【トラドラ総研】映画『ラストマイル』を見た人、語り合いませんか?
真っ黒になった犯人の指ですか?よくみてますね! ずっと眠れなかったエレナが爆睡できるようになった、というシーンのようですね。最後の最後まで示唆に富んだ映画でしたね〜! コメントありがとうございます!
【トラドラ総研】映画『ラストマイル』を見た人、語り合いませんか?
自分の命を使うことで自分にも世界にも償わせた…そうですね、犯人は山崎さんのお父様にもお前のせいだって言われて自分を責めてしまったかもしれないですね。自分が何事もなく生きていくことや世界がいつも通りにまわっていくことが許せなかったのかも… コメントありがとうございます
【トラドラ総研】映画『ラストマイル』を見た人、語り合いませんか?
フェイスさん、コメントありがとうございます! え!阿部サダヲさんが言ってましたっけ!?全然覚えてない!笑 タイトル回収なんて重要なセリフだったのに!笑
【トラドラ総研】映画『ラストマイル』を見た人、語り合いませんか?
なるほど、発売されたてのスマホだったことで気づけたんでしたね!でもそこからまだ爆発する商品があるって導き出せるエレナすごい。 聡明で仕事ができる方なんでしょうね!本国で腕を買われて日本でのトラブル対処に送られたっぽいですし…
【トラドラ総研】映画『ラストマイル』を見た人、語り合いませんか?
ほんと、全部のシーン・セリフに意味がありますよね…しかも米津さんの主題歌「がらくた」もそれをなぞっていて… 2回目をご覧になったんですね!1回目と2回目で何か感じ方は変わられましたか?