Now Loading...
  • 配車女子 とら子の「一配一会」

    SNSをお休みした理由

     

    2026年8月26日 New

     
    • 20260826

    しばらくの間、SNSから距離を置いていました。

     

    正確に言えば、「SNS断食」をしていました。

     

    この間に沢山の方からご連絡をいただきました。

     

    ご心配をおかけしてすみません!

     

    DMを送ってくださった方もいらっしゃって本当にありがとうございました。

     

    毎日のように発信していた私にとって、SNSを見ない、投稿しないというのは、決して簡単なことではありませんでした。

     

    それでも、やめてみようと思った理由があります。

     

     

    社労士試験の勉強に集中するためです。

     

    朝早く起きて勉強し、仕事の合間にも一問一答を解き、仕事が終わってからも勉強する。

     

    休日は朝から図書館や自習室に行く。

     

    そんな生活をしばらく続けていました。

     

     

    私が社労士の勉強を始めた理由は、単純に「資格が欲しかったから」だけではありません。

     

     

    もっと別のところにありました。

     

     

    なぜ、運送業の私が社労士を勉強したのか

     

    私は長く運送業の現場にいます。

     

    これまで、ドライバーをはじめ、運送会社で働くたくさんの人たちを見てきました。

     

    仕事のこと。

     

    給料のこと。

     

    労働時間のこと。

     

    休みのこと。

     

    事故のこと。

     

    病気やケガのこと。

     

    そして、家族の生活のこと。

     

    運送業で働くということは、単純に「トラックを運転する仕事」ではありません。

     

    一人ひとりの生活があり、その生活を守るために働いています。

     

    だからこそ私は以前から、運送業界を良くするためには、運賃や物流政策だけではなく、そこで働く人たちを守る仕組みについても、もっと知らなければならないと思っていました。

     

    その「仕組み」の中心にあるものの一つが、法律です。

     

    そこで、社労士の勉強を始めました。

     

     

    法律を知ると、「守られているもの」が見えてくる

     

    社労士試験の勉強を始めて、最初に感じたのは、

     

    「こんなに細かく法律で決められているんだ」

     

    ということでした。

     

    労働基準法。

     

    労災保険法。

     

    雇用保険法。

     

    労働安全衛生法。

     

    健康保険法。

     

    厚生年金保険法。

     

    国民年金法。

     

    その他にも、働く人の生活に関わるさまざまな法律があります。

     

    勉強していると、単なる数字や制度の暗記に見えることもあります。

     

    「○日以内」

     

    「○歳未満」

     

    「○分の○」

     

    「この場合は支給される」

     

    「この場合は支給されない」

     

    社労士試験では、こうした細かい知識を覚えなければなりません。

     

    正直、何度覚えても忘れます。

     

    「こんな細かいところまで覚える必要があるのか」と思ったことも、何度もありました。

    でも、勉強を続けていくうちに、少しずつ見え方が変わってきました。

     

    その一つひとつの規定には、ちゃんと意味がある。

     

    そして、その先には**「人の生活を守る」という目的がある。**

     

    そう思うようになりました。

     

    労働法は「働く人」を守るためにある

     

    例えば労働基準法。

     

    労働時間や休憩、休日、賃金などについて定められています。

     

    これらは、単なる会社と従業員のルールではありません。

     

    働く人が、人間らしく生活するための最低限の基準を法律で定めているものです。

     

    労災保険もそうです。

     

    仕事中にケガをした。

     

    仕事が原因で病気になった。

     

    通勤途中に事故に遭った。

     

    そんなときに、働く人やその家族の生活を支えるための仕組みがあります。

     

    雇用保険もそうです。

     

    仕事を失ったとき、育児や介護で仕事を続けることが難しくなったとき、再び仕事を探すとき。

     

    働くことに関するさまざまな場面で、生活を支える仕組みが用意されています。

     

    社会保険は「働けなくなったとき」も人を守る

     

    健康保険や年金について勉強していくと、さらに強く感じることがあります。

     

    人は、ずっと健康で働き続けられるとは限りません。

     

    病気になることもある。

     

    ケガをすることもある。

     

    障害が残ることもある。

     

    年齢を重ねれば、いつか仕事を引退する日も来ます。

     

    そして、自分自身ではなく、家族に何かが起こることもあります。

     

    そんな「もしも」のときに生活を支えるのが、社会保険制度です。

     

    勉強を始める前は、年金や健康保険を「毎月保険料を払うもの」としか考えていなかった部分もありました。

     

    でも、制度を一つひとつ学んでいくと、

     

    これは誰かの人生を支えるための制度なんだ

     

    ということが分かってきます。

     

    法律を知ることは、自分や仲間を守ること

     

    今回、社労士の勉強をして、一番大きかったのは「資格の勉強をした」ということだけではありません。

     

    法律を知ることの大切さを実感できたことです。

     

    知らなければ、

     

    「これって会社が決めたことだから仕方ない」

     

    「そういうものなんだろう」

     

    と思ってしまうことがあります。

     

    でも、法律を知っていれば、

     

    「それは法律上どうなっているんだろう?」

     

    と立ち止まることができます。

     

    そして、必要であれば、自分自身や一緒に働く人を守るために声を上げることもできます。

     

    これは、運送業の現場でも同じだと思っています。

     

    運賃の問題も、労働時間の問題も、安全の問題も、社会保険の問題も、すべてどこかで「人の生活」につながっています。

     

    だから私は、運送業界を良くしていくために、業界の制度だけではなく、そこで働く人たちに関係する法律についても知っておきた

    い。

     

    そう思っています。

     

    SNSを離れて、改めて気づいたこと

     

    SNSを断って勉強に集中した数か月。

     

    正直、しんどかったです。

     

    覚えたと思ったことを忘れる。

     

    問題を解いて間違える。

     

    模試で思うような点数が取れない。

     

    同じところで何回も間違える。

     

    違う科目を勉強するとまた忘れる。

     

    そして仕事して家事をして、週末は娘の部活の引率、、、勉強できる時間の確保が本当に大変でした。

     

    他の受験生のように集中して勉強できないぎゃーーーー!!って発狂したことなんて数え切れんくらいあります。

     

    それでも、最後まで勉強を続けました。

     

    そして、試験を終えた今。

     

    合格しているかどうかは、まだ分かりません。

     

    怖くて、まだ自己採点もしていません(笑)。

     

    でも、今はそれ以上に、

     

    勉強してよかった

     

    と思っています。

     

    初めは「救う」と思っていたことが

     

    「今よりもさらに幸せになるためにどうしたらいいか」という視点を持てるようになったからです。

     

    そして社労士試験に向けて勉強したことで、働く人を守る法律について、以前よりずっと深く考えられるようにもなれました。

     

     

    これからも「現場を守る」という軸で

     

    私は社労士になることだけを目的に勉強したわけではありません。

     

    運送業の現場で働く人たちが、知らないことで不利益を受けたり、我慢し続けたりすることが少しでも減ってほしい。

     

    そのために、まず自分自身が法律を知らなければならない。

     

    そう思って勉強してきました。

     

    もちろん、法律を知ったからといって、すぐに何かを変えられるわけではありません。

     

    でも、知らないより、知っているほうがいい。

     

    制度を知らないより、知っているほうがいい。

     

    そして、知ったことを誰かに伝えられるなら、それにも意味があると思っています。

     

    社労士試験の勉強はいったん終わりました。

     

    これからまたSNSにも戻ります。

     

    私はこれからも、運送業のことを書いていきます。

     

    運賃のことも書く。

     

    物流政策のことも書く。

     

    そして、働く人を守る法律のことも書く。

     

    なぜなら、運送業を支えているのはトラックでも、会社でも、制度でもなく、そこで働いている「人」だからです。

     

    人を守れない業界に、持続可能な物流なんてありません。

     

    今回、社労士試験の勉強をして、私はそのことを改めて強く感じました。

     
     
     
     
     

    コメント

    真悟😊👍 より:

    流石とらさん、勉強熱心だよね。
    深堀して知ろうとする事、凄く意味のある事だし、こういう熱い思いを持ってる人が業界内に居てる事は凄く意味の有る事だと思う。こういう思いを持つ人が増えて理解が広がればこの業界も少しづつでも変われるんだろうなって思う。

    奈良の狸 より:

    まだまだ個々のドライバーに依存する形態の業界にあって、社労士の勉強をされたのは実に有意義かつ将来を見越した行いだと思います。
    是非とも合格されることを祈っております。

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 コメントを投稿することにより、利用規約をご承諾いただいたものとみなします。

    日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)